2015年11月4日水曜日

ペーパードリッパーを使った淹れ方について

また、間が開いてしまいました。ヾ( ̄o ̄

既に当店HPにアップしたのですが、美味しいコーヒーの淹れ方メモを2版から3版に改版しました。
今まで考えていたことを盛り込んで、内容充実したつもりです。
ご意見、ご感想などいただけたらなあ~と思っています。

ここを見て下さい。

PDFデータに絵や写真が入ってないことは気にしてます。
今後、追加するつもりです。
写真をとって、イラスト加工するのがよいかな。

下にテキストデータを貼っておきます。PDFと全く同じ内容です。
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美味しいドリップコーヒーの作り方Rev.3 

             - ポイント -
1.新鮮なコーヒー豆を用意しましょう。また、淹れる直前に豆を挽くのが望ましいです。
    できれば、コーヒーミルを用意しましょう。少量なら手回しタイプで、お時間が
  無い方や多めに挽く必要がある方は、電動タイプをお勧めします。
  電動ミルはプロペラの回転で粉砕するタイプ(安価ですが)は薦められません。
  少し高価になりますが、臼で挽き潰すか、カッターでカットするタイプを薦めます。
2.抽出用のお湯の温度は85℃前後。ただし古い豆を使うときは少し高めに。
3.お湯の注ぎ方は、お使いのドリッパーによって違いがあります。裏面に詳細記載。
  また、フィルター近くに注がないこと。(お湯がそのまま下に流れます。)
4.出来上がったコーヒーは、攪拌すること。(上部と下部で味が違います。)
5.少し濃い目に作ること。(後で薄めることはできても、濃くはできません。)

豆の善し悪し:
コーヒー豆は、とにかく新鮮の良い(焙煎から日にちの経っていない)物をご用意下さい。
また、趣向品ですから酸味やコクの品質や強弱も大切ですが、雑味の無いものを選びましょう。
どんなに素晴らしい酸味やコクがあっても雑味がしたら全て台無しです。
雑味の見分け方:まずコーヒーを冷ましきって下さい。人間の舌は熱で感じ方が変わります。
        舌触りや喉越しのザラつき感、渋味、エグ味、キツい苦味 のような風味が雑味です。
        コクと雑味を混同している場合が多いと思います。安売りの量産クラスの豆は
        大概雑味がします。(^_^;) 高品質な豆でも、過抽出(出がらし)になると雑味がします。
古い豆は、酸化して酸っぱいような味やスエた匂いがしています。また、香りがたちません。

挽き加減、分量の目安:
 コーヒーの粉(中挽き:目安は、グラニュー糖の粒サイズ)
 1人前10~12gくらい 2人目分からは7gずつ足してください。
   例 2人前 17~19g 、3人前 24~26g 、4人前 31~33g
 お湯の量    1カップ分   150~180g  湯温は85~90℃くらい

 大量作成の分量目安
   コーヒー1リットルを作る場合には、コーヒー粉 60gと、大きめのドリッパーが必要。

  コーヒーの粉が吸う分があるので、作りたいコーヒーの量より、お湯は少し多めに用意して下さい。
  サーバーがあればカップ数や分量のメモリが目安に使い易いです。濃さはお好みで豆の分量を調整して
  下さい。


抽出方法:

  1.コーヒーの粉は、表面が平になるようにフィルターに入れてください。
    粉が多い場合は、中心部分の粉の層が厚いため、中心部分がへこむように押さえて下さい。

  2.最初に粉を蒸らすため、全体をお湯で湿らせます。同時に全部の粉を良く蒸らせるように、
    思い切って湯を注いで下さい。全体が湿ったら、この状態で20~30秒蒸らします。
    新しい豆(焙煎から4、5日)はこの時点で炭酸ガスが発生して、大きくドームの様に
    膨らみます。これは鮮度の目安になりますが、膨らまないから美味しくないとは言えません。
    20~30秒経っても膨らみが戻らない場合は、表面が平らになってくるまで待ってください。

  3.粉の中心部分へ、お湯を注ぎます。最初はある程度湯面が上がるよう少し多めに注ぎます。
    その後は、湯面が変化しない程度のお湯をドリッパーの中心付近に注ぐ方法とか、何回かに分けて
    注ぐ方法、また1回の投入で必要なお湯を全部入れる方法等があります。
    メリタ、カリタ、ハリオなどなど、メーカーによって注ぎ方の作法が違います。
    ドリッパーの説明書を良く読んで下さい。
 参考:
    ドリッパーが金属や陶器の場合、湯通しして暖めてから使ってください。
    メリタ(台形ドリッパー、1つ穴)は、蒸らしの後、作るコーヒーの分量分のお湯を一気に注ぎ、
    後は落ちるのを待つだけ。簡単でぶれにくいが、味の調整がし難いとも言えます。
    お湯の量が減ってくると、なかなかコーヒーが落ちなくなるので少し時間がかかります。
    カリタ(台形ドリッパー、3つ穴)は、蒸らしの後、ある程度のお湯を粉の上に回しかけて湯面
    が上がったらそれが少し下がるまで待って、またお湯を注ぐことを3~4回くらい繰り返えします。
    ハリオほどではないが、注ぎ方で味の調整幅があると思います。
    ハリオ(円錐ドリッパー、大穴1つ)は、蒸らしの後、粉面の中心からうず状にお湯を落とします。
    粉全部から抽出する意識で、まんべんなく注ぐこと。カリタのように数回に分けて注いでも良いし、
    一定の湯面の高さを保つように注いでも良い。お湯の注ぎ方で味の調整が容易。味がぶれやすいとも
    言えます。
    
  4.サーバーやカップに落ちたコーヒーが作りたい分量になったら、ドリッパーにお湯が残っていても
    抽出は止めて、ドリッパーを外してください。残りのお湯(出がらし)は、雑味の元です。

  5.作成したコーヒーは、スプーン等でかき混ぜてください。落としたままのコーヒーは、上下部で
    味が違います。上部は出がらしに近く味が悪い。下部は最初に抽出された美味しいコーヒー。

--------kokomade-------

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