2011年3月29日火曜日

エアロプレス

先日ご報告したとおり、ラテアート大会の賞品でエアロプレスをいただきました。
いやらしい話で恐縮ですが、通販サイトでお値段を調べようとしたところ、どのサイトでも品切れ状態。とんでもなく人気の品をいただいてしまったみたいです。多謝。


新し物好きなもので、早速これでコーヒーを抽出してみました。
使用した豆は、エチオピアモカ です。
豆を極細引きにして、下の説明書を解読(絵と数字を見るだけ)しつつ、やってみました。


エアロプレスのセットは、下の写真が全てです。箱には、抽出したコーヒーを受けるサーバーが写っていますがこれは別売だそうです。
黒い台の部分は使用方法がよく判ってなくて適当にシリンダーやビストンをつっこんでみました。メジャースプーンと攪拌用のヘラ、後は丸いペーパーフィルターが大量に入っていました。右後ろの銀色のカンは関係ないです。

フィルターをセットしたシリンダーをカップの上にのせて、粉を入れてお湯を入れて、ヘラで攪拌、シリンダーを突っ込んで、上から押さえたらカップにコーヒーが抽出できます。下の写真は、シリンダーに粉を入れたところです。

湯温とか攪拌時間とか細かい指示がされてましたが、このあたりのパラメーターを変えることでいろいろなコーヒーが抽出できる可能性をもった器具だと感じました。特に、とても濃いコーヒーが短時間で入れられるため、アイスコーヒーの作成に向いているのではないかと勝手に思いました。

判りづらいかもしれませんが、上の写真は、ピストンを押し下げてカップにコーヒーが抽出できたところです。シリンダーの中にピストン(先にゴムの部品が付いていてシリンダー壁に密着します)が入っています。
ネット検索したところでは、上手くできればクレマまで発生するとのことでしたが、今回の試用ではそこまでできませんでした。味は、エスプレッソマシンで淹れたエスプレッソに近い濃厚で豆の特徴がよく現れた物でした。豆が良いので当然おいしかった(自画自賛)です。
後始末はとても簡単。フィルターを止めてた部品をはずして、フィルターと粉をまとめて捨てて、後はお湯または水で洗い流すだけです。使用する粉さえ用意できれば(理想は極細引きのできるグラインダーを持っていて抽出間際に挽けること)、抽出から後は手間無しといえます。手動のグラインダーと一緒にアウトドアショップで取り扱っているはずだ。

もっと、使い込んでみたいのですが時間をとれず、この後放置状態になっています。
明日、定休日なのでもう少し触れるかもしれません。

2011年3月27日日曜日

fon SPOT

カフェで無線LANも使えないのでは不便と思い、fonの無線LANルーターを入手。
何とか接続できるみたいです。
あいにくiPhoneを持ってないので、ドコモ携帯のWiFi機能による接続確認をしました。


表にシール貼っときます

無線LANが使えるようになったので、パソコン教室(勉強会)でも始めようかな。

コーヒー飲みながら、お客様と一緒に勉強できたら良いな。

2011年3月26日土曜日

本日の仕込み

下の写真、何でしょう。









正解は、チョコマーブルシフォンケーキです。ちょっとチョコ生地が多かったかも。
中までマーブル模様なら良いのですが。。。明日、切ってみるまで判りません。

残っていたプレーンのシフォンケーキはマカナイとしておいしくいただきました。

2011年3月24日木曜日

EHIME Free Pour Latte Art Competition 2011

3月23日(水曜日)に、四国で初めてのラテアート大会が開かれました。
お店のホームページには、イベント告知してあったのですがブログに書いてませんでした。すみません。

3月31日追記 大会の正式結果発表はこちらに出てました。

競技は、フリーポアによるラテアートの品質で競われました。
フリーポアとは、スチームしたミルクをミルクピッチャーから、エスプレッソの入ったカップに注ぐだけの行為でラテアートを書いてしまうことです。
よくカプチーノとかカフェラテにクマとかウサギとかネコ、パンダ等が描かれていたりしますが、あれはある程度下地をフリーポアで描いておいて、後から目や鼻をピック、スプーンなどの道具を使って書き込んでいます。後から書き込む場合はどうしても時間がかかるのでその分、カップクオリティ(特に温度)が下がっていきます。
その点フリーポアで描いた場合は、基本的にミルクピッチャーから注ぐ時間だけしかかからないので、できたての状態でお客様に提供できます。i珈琲でも、全てフリーポアで何かしら描いてお出ししています。(たまに何が描かれているのか判らない場合もあったりしますが・・味は保証します。)

で、突然ですが私も参加してしまいました。主催者が専門学校の先輩でしたし、東京から参加予定だった皆さんが地震による影響で出場できなくなったため、盛り上げ要員としての参加です。お店のホームページのイベント告知では、他人事の様な口ぶり(見学する気満々)でしたが、エプロン着けて観客の前に立ってました。。。


結果は、さんざんの出来でしたが賞品をゲットしてきました。
私、子供のころは駄菓子屋のくじが良く当たって感心されてましたし、親が私の名前で懸賞に応募したら賞品が当たったり、大人になってからも展示会のアンケートに回答したらその製品が貰えたり、ゴルフコンペに行くたびに大した成績でもないのに飛び賞とかブビー賞とか、たまにナイスショットしたらニアピン賞とかハイエナのように何か賞品を持って帰っておりました。
また、今回もいつものごとく強運発揮です。手ぶらでは帰りません。
1~3位は賞状と賞品、4位と5位は賞状のみの表彰がされていき当然私は圏外でした。
しかし、ここで突然名前を呼ばれて何かと思ったら特別賞をいただけるとのこと。

ぐずぐずのラテアート、横向いてます、直せません。。。

私6位だったみたいで、審査とデモンストレーションを披露していただいたCAFFE VITAの門脇オーナーから賞品提供されたエアロプレス(最新式のコーヒーメーカーです、使用報告はまた今度。)を特別賞としていただいてしまいました。ほんとうにありがとうございました。

2011年3月21日月曜日

エチオピア モカ イリガチェフG2有機

コーヒー屋なので、置いてる豆のお話を少しずつします。

今回は、タイトルの通りモカです。日本人はモカ好きとか言われてますが、当店でも商品を指定されるお客様はモカが一番多いです。”モカ”は昔コーヒー豆が出荷されていた港の名前で、モカと名の付く豆の原産国はイエメンもそうです。というか、モカ港ってイエメンにあるらしいです。イエメン モカという豆を見たり聞いたことがある方もいらっしゃるのでは。

イリガチェフ(イルガチェフと記載されている方も多数いらっしゃり、発音難しい)は、生産地区を表しています。エチオピアのシダモ地方です。高原で標高の高いところで栽培されています。

G2は、豆の選別グレードを表しており、G1が欠点豆(不良な豆のこと)が一番少ない最高品質です。G2は2番目ということになります。焙煎前に欠点豆排除の作業をしてますが、G2でも十分良い品質で欠点豆はほとんど出てきません。

有機は、有機栽培品ということです。化学肥料や農薬を不使用で自然の肥料のみで栽培された物です。

下の写真がコーヒー豆の入った袋です。
輸入された時は、もっと別の袋にはいっていたかもしれません。でも下の写真は私が買った卸会社の紙袋です。ちゃんちゃん。





こんなしょーもない写真を見せるなと思った方のために生豆と焙煎後の商品写真も載せておきます。
生豆は緑色のまさに植物の種子です。とても固くて、青臭い匂いがします。これを焙煎すると大きくふくらんで、煎りたてのこうばしい香りとおいしそうな色になります。実際、たまに食べてみますが上手く焙煎できているとおいしくいただけます。ホントです。
コーヒーを淹れた時の味ですが、甘いフルーツの香りと味があってとても口当たりが良いです。
でも味ばかりは、実際に試していただくのが一番かと。

2011年3月19日土曜日

新商品のご紹介 キャラメラードとグアテマラCOE

3月18日から、下の2商品を追加しました。


ブラジル キャラメラードについては、先に扱っていたブラジルサントスNo2アマレロブルボンの在庫が少なくなってきたので、これに替わる商品としてご用意しました。麻袋にミツバチのロゴが入っていて、かわいい感じです。
サンプル評価で、名前のとおりキャラメルのようなとても良い風味と口当たりだったため即決しました。

もう一つのグアテマラ セルダー農園はグアテマラのカップオブエクセレンス受賞豆です。
値段が高かったのでどうしようか?悩んでいたのですが、取り扱ってる豆の種類が少ないことと最高品質の商品として自信をもって勧められると思い切りました。
仕入れ値が張ったので販売価格も高くなってしまいますが、それだけの価値があると思います。

豆購入予定の方には、味見の1カップ無料サービスをしてますので、ぜひ味わいに来てみて下さい。

2011年3月17日木曜日

タウン情報まつやま掲載

べたなお店の宣伝です。
3/20発売のタウン情報まつやま(ローカルネタですんません)に、新規オープンの店として掲載されます。
コーヒー豆の香りをかいだ編集者さんが、とても良い紹介文を作って下さいました。
内容は、掲載記事を見てのお楽しみと言うことで。
当然、お店にも「まつやま」を置いておきます。見に来て下さい。

2011年3月14日月曜日

自分にできること

地震の被害に合われた方々にお見舞い申し上げます。

自分に何ができるのか、深夜にも延々続くテレビ放送を見ながら考えてました。

仕入れに行ったスーパーに募金箱がありましたので少額ながら協力しました。

他に何ができるのだろう。

2011年3月13日日曜日

試作です。


クッキーを作ってみました。

上のは、失敗です・・・
下の二回目は、なんとか成功です
まだまだ改良しないと、だめですが・・・

モーニング始めました

軽食として、最初のメニューではホットサンド3種類をラインアップしていたのですが
お客様からモーニングは無いの?とたびたび聞かれることから、下の様な
モーニングを始めました。
これはカプチーノとモーニング(トースト、卵料理、サラダ、スープ、ヨーグルト)のセットです。
他にホットサンドのモーニングも有ります。

2011年3月11日金曜日

はじめまして。

i珈琲店員の豆職員です。 

今日は、少し暖かくなって、春に近づいた感じです。


こんな日は、コーヒーでも飲みながら、ひたすらまったりしたい気分ですね。







2011年3月8日火曜日

COEの魅力

突然ですが、カップオブエクセレンス(COE)のコーヒーを飲んだことがありますか?
私は、数年前までCOEを全く知りませんでした。
帰省(四国の東の端)した実家近くのそのお店で、友達と一番高いコーヒーを
注文したところ、偶然にも遭遇してしまいました。
一口飲んだその瞬間、う・う・美味い!!なんて甘くて口当たりが良いんだ。
’こんなところで(マスターすみません)、生涯一番美味いコーヒーに出会えるとは’と、
衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。
何ですかこれは?とお店のメニュー(と言っても小さなポップ)を見直すとCOEの文字が。
COEって何と、更にお店を見渡すとCOEのポスター?が張ってありました。
コーヒー豆の国際コンテストらしい。。
これが、カップオブエクセレンスとの出会いでした。

で、隣の友達を見ると、、、このおいしいコーヒー様にクリームと砂糖をどっさり入れて
ご満悦の様子。
おいおい、このコーヒーにクリームと砂糖を入れるのかとつっこみましたが、本人は全く
気にすることもなく普通に飲んでいるのでした。まあ、コーヒーに興味が無ければ
いたって正常な行いですかね。

脱線しましたが、とにかく素敵なコーヒー豆に出会えたのです。
自分がお店を持てたら、絶対売りたいコーヒー豆になったことは言うまでもありません。

そして現在、幸せなことに一種類ですがお店にCOE受賞豆を置いてあります。
豆販売: ニカラグア サンアントニオ農園 750円/100g
1カップ(フレンチプレスでサービス) 700円

飲まれたお客様の反応を見るのが楽しい今日この頃です。
他のスペシャルティコーヒーも含めて、松山でこんなコーヒーが飲めるんだと
言われる店を実現すべくガンバリますです。
松山のコーヒー好きな皆さん、ぜひ味わいに来てください。

2011年3月6日日曜日

日記の始まり

始めまして。i珈琲の珈琲豆人(マスター)です。

ただの珈琲好きの中年男が、無謀にも自家焙煎のカフェを出してしまいました。
場所は、愛媛県松山市別府町と言うところです。HPに詳細情報を載せてます。

どんなお店かと言うと、小型焙煎機を置いて店で使用する豆を自家焙煎してます。
また豆の量り売りもしています。
シモネリ社のエスプレッソマシン(四国で置いているのはうちの店だけのはず)
も設置して、エスプレッソ/カプチーノ/カフェラテ(360ccカップで飲み応えあり)
などなどドリンクメニューにも力をいれてます。



もちろん、通常のコーヒーも出してます。ただし当店ではフレンチプレスと言う道具で
コーヒーを提供しています。ペーパードリップやネルドリップ、サイフォンで提供している
お店が多いですが、これらの方法ではコーヒーオイルをフィルターが吸ってしまうため、
本来のコーヒー豆の味が全部でてきません。逆にこれで味を調整できる良い点もある
のですが。。。
これに対してフレンチプレスは、豆の素性がストレートに出る淹れ方ですので、豆
が悪いと飲めたものではありません。お客様にコーヒー本来の味を判って欲しくて、
また味に自信があるので、この淹れ方にこだわりました。


それと、コーヒーに合うスイーツも種類は少ないですが提供してます。
コーヒーとの相性も考えて、あまり甘くせず一緒に楽しめるよう工夫してます。

取り扱っている豆は、スペシャルティコーヒーだけです。マクド○ルドの出してる
プレミアムコーヒーよりも一段上の最上級の品質です。
生豆の入手方法はさまざまですが、サンプルを取り寄せて全て味をチェックし、
納得のいった良い豆だけを仕入れてます。なので、今は品揃えが貧弱です。
拡充できるよう、サンプル焙煎の日々を続けています。
今、特におすすめしているのは、カップオブエクセレンス2010入賞豆である
ニカラグア サンアントニオ農園です。すばらしアロマと甘くなめらかな口当たりで
ザ・コーヒーと言ったところです。うちの店以外に松山で店頭販売している
ところを私は知りません。ぜひ、コーヒーマニアの方には味わって欲しいと
思っています。少量しか在庫がありませんので、品切れの際はご容赦下さい。

挨拶だけのつもりが、長々と書いてしまいました。
豆の入荷状況やメニューの話など、まだまだお伝えしたいことがあります。
今後とも、ご愛読いただけると幸いです。