2016年11月22日火曜日

ドリッパーの違いを味わう

久しぶりの投稿です。放置すみません。

お客様がお持ちのドリッパーと当店にあるドリッパーで、同じコーヒーを淹れて味比べしました。
比べたのは、この2つ。


どちらも、円錐型のドリッパーです。使った紙フィルターは、ハリオの同じものです。
手前がハリオV60、奥がキーコーヒーのクリスタルドリッパー。
豆は当店のコスタリカ セントタラス。


味の違い。ここからは個人的見解ですので、参考程度に見てください。

ハリオの方がスッキリとした酸味とコクのバランスが良かった。(焙煎時に狙った風味バランスに近いと感じました)また、後口での甘みも良く感じられました。
キーコーヒーの方は、コクが良く出ていて、相対的に酸味が少なく感じました。アフターテイストが長く続くのはこちら。
淹れている時のコーヒーの抜け具合は、ハリオの方が早く感じました。

以下は、各メーカーさんのホームページに掲載されていた説明の抜粋です。
これは、このブログを書くために検索して読んだ文章です。上の味比べをしたときには、これらの説明は見てません。ずっと以前に各商品の説明や本に掲載された説明は読んでましたが、味比べの時には、先入観無く感想を述べてます。


ハリオV60:以下は、ハリオのHPに掲載されている説明です。

お湯の速度で「味」が変えられる、V60透過ドリッパー
□ネルドリップの美味しさとペーパードリップの手軽さを両立
□珈琲粉の層が深くなる「円すい形」が、しっかり旨みを抽出します。
□素早く注げばスッキリ味、ゆっくり注げばコク深い味。大きなひとつ穴なので、注湯の速度で味が変えられます。
□珈琲粉の膨らみを妨げない、スパイラルリブ採用。

キーコーヒー クリスタルドリッパー:
最適な抽出スピードを保ちながらコーヒー全体を均一に抽出できるので、おいしいコーヒーをお楽しみいただけます。
フィルターと接するダイヤ形の頂点から抽出液が流れ出し、ジグザグとゆっくり流れ落ちることで最適なスピードとなり、おいしさを引き出します。
注いだお湯が中心から周囲へ均一に浸透する円すい形構造により、ゆたかなコクを引き出します。

これらの説明を見ると、味比べしたときの印象とメーカーが狙った味の出方が合致してるのかなと思いました。
どちらで淹れたコーヒーも、充分美味しく飲めたことを明記しておきます。

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