2017年12月16日土曜日

抽出温度の大切さを再認識

12月も中旬です。あっと言う間に1年過ぎました。もう少し余裕が欲しい。。。

ボヤキはさておき、ペーパードリップのお湯温度について、改めてその大切さを確認できました。
お湯の温度を変えて抽出したコーヒーの味利きをしました。
一つは93℃、もう一つは85℃。


コーヒーが熱いうちは、93℃のコーヒーの方がコクがあるような印象でしたが、完全に冷めきってから味利きすると。。。

93℃のコーヒーは、後口で明確な雑味がありました。

85℃のコーヒーは、雑味がなく口に入れてから飲んだ後までまろやかな口当たりが続きました。こちらのコーヒーが熱いときには、93℃のコーヒーより薄い印象でしたが、冷めた後は、コクの差はほとんどありませんでした。
熱い時に感じていた差は雑味の有無だったのだと思います。

熱いうちに飲んでしまえば、93℃で淹れたコーヒーで満足を得られるかもしれません。
しかし、冷めた後のコーヒーで比較した場合は、85℃のコーヒーに軍配が上がりました。
たまたまご来店のお客様(お二人)に味見していただいた感想も私と同じでした。

これを読まれた方も、機会があれば実験してみることをおすすめします。
コーヒーの味は、飲む時の温度によって大きく変わりますので味の印象の変化にも注目されるとより有意義になると思います。

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