2013年3月18日月曜日

私が焙煎を始めた理由

開業から2年、ちょっと自分の事も書いておこうと思います。

サラリーマンからの転職を考えていた当初は、まったりゆったり気分のカフェをやろうと思ってました。
コーヒーの抽出方法は、主にエスプレッソとフレンチプレス。ペーパードリップも用意する。
美味しいコーヒーとラテアートを施したカフェラテやカプチーノをビシっと提供する。
簡単な食事メニューと、コーヒーのお供になる焼き菓子を中心としたスイーツも自家製で提供する。
出来るだけオープンな店構えとして、キッチンも隠さない。何をしてるのか、お客様から見えるようにする。・・・・自分の勝手な思い込みですけど、自分の食べる物がどうやって作られているのか、見えてないと何となくイヤなんですよね。
以上が、思い描いていた店のイメージでした。

ここまでは、今の店を見ていただければ判りますが、ほとんどコンセプト通りに実現できたと思っています。(2周年記念で自画自賛させておいてください (^O^) )

ただ一つ違っていたのは(これって奥様は魔女のフレーズだ。古いな~。わかる人はそれなりのお年ごろ・・:-)、コーヒー豆の自家焙煎と販売をしていることです。

何で、自家焙煎してるのか~?(*゚▽゚*)  前置きが長くてすみません。やっと本題です。

コンピューター関連の会社でサラリーマンをしていて、よし転職だーっと決断してからコーヒーに関する勉強を本格化!(在職中も、ぼちぼちと喫茶店の研究はしてましたが←もちろん、就業時間外ですよ。)
愛媛学園のカフェ科に入学、1年かけてカフェ開業のための勉強をしました。その中でコーヒーの淹れ方や料理/お菓子については、学校のカリキュラムで技術習得の目標をほぼ達成できました。とても、お世話になりました。m(_ _)m

しかしコーヒーの品質(風味)評価については、その当時のカリキュラムでは手薄な分野で、どんな物が良いコーヒーなのか?コーヒーはどう評価するのか?よく判らないままでした。(現在は、カリキュラムの改善で変わっていると思いますが、授業内容は良く判りません。すみません。(^_^;))

そこで私は、学校のインターンシップ学習の機会に、気になっていた徳島のコーヒー豆屋さんにコーヒーの善し悪しについて教えてくださいとお願いしてみました。。。無茶なお願いかな~と、心配しながらの依頼でしたが快く引き受けてくださいました。本当に感謝です。
コーヒーに関心のあるやる気のある人が入ってきて、業界全体が盛り上がれば良いよねと言われ、無償で教えてくださいました。感動しました。微力ながら自分も開業希望の方へは最大限協力しようと心に決めて、その後実行してきたつもりです。
話がそれましたが、そこで教えていただいたコーヒーの品質評価方法と考え方は、自分の感じていた考えていたコーヒーの美味しさとリンクしていたので、とても納得することができました!

さて、松山で開業するにあたりコーヒー豆が必要です。お世話になった徳島のお店から仕入れることも考えましたが、いかんせん遠方です。コーヒー豆と言う現物のやり取りが発生するため、頻繁な交流をするには無理があります。また、スペシャルティーコーヒーを扱うことは決めていたので、色々な銘柄を品揃えしたい希望がありました。そうすると、在庫管理などが大変難しくなります。コーヒー豆は、焙煎すると生鮮食品と考えなければいけません。どんどん品質が変わっていくのです。

そうすると自分の納得できるスペシャルティーコーヒーを提供するには、コーヒー豆の味を常に評価管理しながら、なおかつ在庫管理が容易であることが必要になります。
と、なると自明のことですが必要な分を自分で焙煎するしかないじゃん。。。と言う結論にたどり着きました。
最後はあっけなく自家焙煎することを決めたのですが、まあ色々考えたんだよ~ってことを書き残しておきたかったのかな。

その後、焙煎の勉強等お話は続くのですが、長くなったので今回はこれくらいにしておきます。
このブログ、2月中旬から書き始めたのですが、内容が全くまとまらず1ヶ月が過ぎてしまいました。(^_^;)
最後まで駄文を読んで下さりありがとうございました。


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