2017年6月12日月曜日

焙煎度合いと粒度の関係

お久しぶりです。こんにちは。

早速ですが、掲題のお話。
コーヒー豆を購入されて、お家のミル等で挽かれている方は多いと思います。
挽いた時の良い香りは、コーヒーを淹れる際の楽しみの一つですもんね。

淹れ方によって、粒サイズを最適に調整することは、豆を挽いている皆さんがご存知でしょう。
しかし案外知られてないのは、豆の焙煎度合いによって、挽いた粉のサイズが微妙に変わるということです。

コーヒー豆は焙煎度合いが進む(深煎り)することで、豆の組織がもろくなっていきます。
もろくなると言う事は、ミルで挽くときに細かく砕かれやすいと言う事です。
そうです、深煎りの豆は、浅煎りの豆よりも細かくなります。(ミルの設定が同じであった場合です)

なので、同じ粒度の粉を挽くには、豆の焙煎度合いも考慮する必要があります。
ドリップやフレンチプレスでは、それほど粒度の違いを気にする必要はありません。
ただ、エスプレッソの場合は、粒度の違いにより抽出状態が違っていることを実感します。ミルの設定を変えてないのに、抽出状態が大きく変わったりしたときは、使っている豆の焙煎度合いが原因の可能性があります。焙煎度合いによる粒度の違いを意識して見て下さい。
ご参考なれば幸いです。
ブラジルキャラメラード
中煎りと深煎り
ミルで挽いた粉の写真を見ても違いが判らなかったので豆の写真だけアップです。笑

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